THE LAST SONG Yプロジェクト 平成27年8月16日(日)14:00 天王洲銀河劇場


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8月16日(日)14:00公演を天王洲銀河劇場で観ました。
戦時中の、ある高等女子師範学校の先生と女学生の物語です。
合唱部の生徒たちは卒業記念にジャズの音楽会を開こうと練習しています。
しかし軍部は西洋音楽を禁止します。
そこで先生がいつもお酒を飲みに行くクラブを会場にこっそり開こうと準備を進めます。

花風みらい(90期)はクラブで働くホステス役です。
客として飲みに来る先生の1人に思いを寄せています。

戦局は厳しくなり先生も戦地に、女学生も工場に動員されます。
出征する先生たちは“お国のために命を捧げる”と思いながらも“本当は戦争には行きたくない”と本音を叫びます。 見送る女学生も全員が“必ず生きて帰って来て”と叫びます。

多くの国民が心の中では戦争を望んでいないにもかかわらず、なぜ先の大戦は止められなかったのか、どうすれば戦争を止められるのか、重い課題を客席に問いかけています。 戦後の場面になって、花風みらいのモンペ姿が似合っていました!


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