12月10日(木)19:30公演と12日(土)18:00公演を日暮里のd-倉庫で観ました。
30年前に青年座で初演された劇作家・矢代静一の作品です。
今回は、結成10年目のハイリンドによる上演です。
弥次さん(はざまみゆき)、喜多さん(枝元萌)をハイリンドの女優が演じています。
弥次さんは、一見清純そうな娘、実は情夫のいる女おつめ(清水美輝)に惚れて東海道を追いかけます。
一方、喜多さんは、男たらしの女(井上カオリ)に惚れられ追いかけられます。
江戸から京までジェットコースターのようなスピーディーな展開で、歌あり笑いありドタバタありの楽しい舞台です。
弥次さん喜多さんと十返舎一九以外の役者7人で30以上の役を演じています。
特に、喜多さんを色気で誘惑する井上カオリの演技に迫力があり秀逸でした。
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