11月19日(土)14:00公演を六本木の俳優座劇場で観ました。
もう70年以上も前にブロードウェイで初演されたヒューマンコメディの名作です。
年頃のマートル(尾身美詞)は婚活中。しかし、お相手探しはいつもぶち壊しになります。
それは同居している叔父が他の人には見えない巨大なウサギ・ハーヴェイと話したり笑ったりしているからです。
このままでは娘は一生お嫁にいけないと心配した母親は弟を精神病院に入院させようとしますが・・・。
勘違いとすれ違いが引き起こす騒動にみんなが巻き込まれます。
尾身美詞はかわいい衣装で登場し品のある娘を明るく演じています。
また、叔父が原因でなかなか進まない婚活の焦りや苛立ちなどの感情の起伏を娘らしく表現しています。
周囲の人たちがドタバタしている中で叔父のいつも平静な立ち居振る舞いが印象的でした。
そしてラストシーンの思いがけない結末は見ものです。
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