11月24日(木)14時公演を六本木の俳優座5階稽古場で観ました。
源義経の忠臣でありながら、主人・義経を裏切り姿を消した常陸坊海尊が、その罪を懺悔しながら各地を行脚し苦しむ人たちを救済する。
その海尊のミイラが東北の山深い村に伝わり、イタコのおばばとその娘である美少女・雪乃が守っている。
東京から学童疎開で村に来た二人の少年は、ある日雪乃に出会い「かいそんさま」と呼べば恋しい母親に会えると教えられる。
そして二人の少年は次第に雪乃に魅入られていく。
しかし、雪乃は男を虜にする魔性の女・・・。
第1部は疎開中の出来事、第2部は16年後、大人になった二人の少年と雪乃の今が描かれています。
海尊伝説をどうして素材にしたのかちょっと疑問に感じました。
二人の少年と魔性の女・雪乃との人間関係を描くうえで海尊伝説を取り上げる必然性はないように思います。
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