11月21日(月)19:00公演を池袋の東京芸術劇場シアターイーストで観ました。
車で死亡事故を起こし刑務所に入っている父親が病気で死んだ。
残されたのは子の姉(冨田直美)と弟(中村蒼)、そして父親の妹が2人(小林美江・和田ひろこ)。
なぜか誰も悲しんではいない、遺体を引き取りに行こうともしない、葬儀はお墓はどうするのか、誰が喪主を務めるのか。
父親には多額の賠償金の支払い義務と経営する会社の借金があった。
本当か嘘か、本音か建前か、善意か悪意か、それぞれの思惑がぶつかり合う、見ごたえのあるセリフ劇でした。
台本がトリッキーで、観客はラストシーンでどんでん返しのような“事実”を突き付けられ驚きます。
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