1月10日(火)13:30公演を台東区生涯学習センター・ミレニアムホールで観ました。
「したまち演劇祭 in 台東2017」の参加作品です。
登場人物は二組の男女。
古い本屋が新装オープンします。
新しいオーナーのジェーン(麻乃佳世 74期)は、本は大好きですが人と話すのが大の苦手な性格です。
隣のチョコレート屋のサミュエルも超シャイな若者です。
互いに好きだという想いをどうしても伝えられません。
本屋に客が来ないのは亡霊が出るという噂のせいでした。
この亡霊は何十年も前のオーナーだったヴィクターです。
ヴィクターもまた片想いのまま別れた美しい女性ぺトラ(旺なつき 63期)を忘れられずこの本屋に現れているのです。
ほんの少し勇気を出して想いを伝えれば・・・いじらしいほど不器用で素直な二組の愛が観客の胸を打ついい舞台でした。
2005年にカナダで生まれた作品です。
その後世界各国で上演され、2009年に日本語版が誕生しました。
この初演から麻乃佳世は主役のジェーンを演じ続けています。
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