7月19日(水)19時公演を新宿花園神社境内で観ました。
今年で32年目の夏恒例の野外劇です。
険しい山に囲まれひっそりと隠れ住んでいた里に武士の一行がやって来たことから、静かな里も次第に外の世界の荒波に翻弄されていきます。
キャストは37人、それぞれが丁寧に描き分けられていて秋之桜子の台本が秀逸です。
女優陣もみんな個性的で、中でも椿組の瀬山英里子が演じる木此花(このはな)は最も悲劇的な女性として描かれていて涙を誘います。
でも全体としては歌あり踊りあり喧嘩ありの夏祭りのような賑やかで楽しい舞台です。
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