8月16日(水)18:30公演を豊洲のステージアラウンド東京で観ました。
1990年に初演され、前回の2011年以来、5回目の上演です。
ボロをまといながらも野心を秘めた男・捨之介に阿部サダヲ、秀吉に反旗を掲げる関東髑髏党の首領・天魔王に森山未來。
髑髏党の横暴に立ち向かう色里「無界」の主人・無界屋蘭兵衛に早乙女太一、その無界一の極楽太夫は松雪泰子です。
休憩を含めて3時間30分と宝塚より長い舞台でしたが、面白くて時が経つのを忘れます。
迫力のある立ち回りのシーンが多く、森山未來と早乙女太一の二人の動きは観ていても“美しい”です。
捨之介と刀鍛冶・贋鉄斎(池田成志)の掛け合いのシーンはとにかく面白くて秀逸です。
今年3月にオープンしたステージアラウンド東京のこけら落とし公演です。
「花」「鳥」「風」「月」「極」の順に5つのバージョンが連続上演され、今回は「鳥」でした。
1,300人を乗せた円形の客席が360度回転し、客席をぐるりと舞台が取り囲んでいます。
ある場面では川が流れていました。
映像や音響も駆使し、従来の劇場では体感できない舞台空間になっています。
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