2月25日(土)15:30公演を東京宝塚劇場で観ました。
銀座にあるヅカバー「ミロワール」の観劇会でした。
トップスター珠城りょうのお披露目公演です。
ベルリンにあるヨーロッパでも最高級のグランドホテル。
ここを訪れる人々が1日半のうちに繰り広げるドラマです。
身なりはいい男爵、でも借金まみれの貴族(珠城りょう)。
かつては一世を風靡し、今は年を取り落ち目のバレリーナ(愛希れいか)。
別れと出会い、絶望と希望、生と死など、さまざまな人生模様ががシンプルな舞台装置の中で濃密に描かれています。
舞台中央奥に置かれた、人々が出入りする回転ドアが印象的でした。
ブローウェイで人気を博したトミー・チューンの演出・振付の作品です。
そのトミー・チューンを宝塚に招き、1993年に涼風真世・麻乃佳世の月組コンビで初演されました。
今回24年ぶりの再演では、トップコンビの配役が変更されています。
涼風真世のオットーを今回演じた美弥るりかの抑えた演技が光っていました。
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