10月24日(火)18:30公演を赤坂ACTシアターで観ました。
植田景子先生が作・演出のオリジナルミュージカルです。
クリス(明日海りお)はロンドンの閑静な高級住宅地で花屋を営む、新進のフラワーアーティストです。
そのクリスの作品がコンペに入賞したことで大きなビジネスチャンスが訪れます。
そんな時、内戦の傷跡が残るクロアチアから仕事を求めてやって来たミア(仙名彩世)と出会います。
フラワーアーティストとして富や名声を得ることが本当に自分が望むことなのか、クリスは自らに問いかけます。
明日海りおは花屋なのでエプロン姿の普段着で登場するのが素朴で新鮮でした。
脚もすごくほっそりしていました。
移民に対する差別やクロアチアでの地雷の悲劇など暗い背景が出てきます。
が、ロンドンになじめず悩んでいるミアを気遣う優しさや人を笑顔にするのが花屋の役割だと語るクリスの姿がこの作品を心温まるものにしているようです。
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