5月28日(日)15時公演を木場のEARTH+GALLERYで観ました。
もう70年も前にパリで初演され、今も世界中で上演され続けているジャン・ジュネの傑作戯曲です。
登場人物は、女中の姉妹と、彼女らの奥様の3人。
女中は、姉のソランジュ(江間直子)と妹のクレール(土屋咲登子)。
奥様が出かけている間、2人は奥様の部屋で奥様のドレスや化粧品を勝手に使って「奥様と女中」ごっこをしています。
クレールが奥様、ソランジュが女中クレールの役をそれぞれ演じ、最後はクレールが奥様を毒殺する筋書きになっているのです。
やがてごっこ遊びは、危険な遊びになっていきます。
緊張感のあるセリフ劇ですが、女中2人のやり取りが長く、メリハリがなくちょっと単調な展開になっているのが惜しかったです。
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