マリアの首 新国立劇場 平成29年5月23日(火)13:00 新国立劇場小劇場


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5月23日(火)13時公演を初台の新国立劇場小劇場で観ました。
田中千禾夫戯曲の名作です。

昭和33年、戦後の長崎。
昼は看護婦そして夜は娼婦として生きる鹿(鈴木杏)、原爆症の夫を支える忍(伊勢佳世)、鹿と忍が働く病院で献身的に働く看護婦の静(峯村リエ)。
3人の女性とこの3人を取り巻く男たち(亀田佳明ら)。

戦争で誰もが皆、心にも体にも癒されない傷を抱えながら生きている、その生きざまを生々しく描きながら、戦争とは何か、原爆とは何か、人間の尊厳とは何か、その重いテーマを問いかけています。


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