5月25日(木)19:00公演を新宿の紀伊國屋ホールで観ました。
小泉今日子が立ち上げた明後日プロデュースの第2弾です。
江戸時代の落語中興の祖・三遊亭圓朝が、フランスの小説家モーパッサンの小説「親殺し」をもとに新聞連載として発表した作品です。
主役の名人長二を演じる豊原功補が企画・脚本・演出も担当しています。
指物師・長二は腕利きで名人とまで呼ばれていましたが、頑固で融通がきかない性格のため、時に周囲と摩擦を起こします。
湯治に出かけた温泉宿で自分が捨て子であることを知らされ、後日両親と思われる人物に出会います。
懐かしい気持ちがこみ上げますが・・・。
豊原功補の迫真の演技と脇を固めるキャストの熱演が光る舞台でした。
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