4月21日(金)13:30公演を東京宝塚劇場で観ました。
トップ娘役実咲凛音のサヨナラ公演です。
太陽王ルイ14世が残した「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)」、この高級ホテルを訪れるツアー客の人間模様をコミカルに描いた浅田次郎の小説のミュージカル化です。
セレブ気取りの恋愛小説家(朝夏まなと)はスランプを打開するためパリへのツアー旅行に参加します。
弱小旅行代理店の女社長兼ツアーコンダクター(実咲凜音)は経営の苦しい会社の売り上げのために意図的に「王妃の館」のダブルブッキングツアーを企画します。
この二組のツアー客に、王妃の館のかつての城主のルイ14世(真風涼帆)も登場してさまざまな騒動が巻き起こります。
宝塚の舞台で、現代が設定という作品はとても珍しいです。
原作ものなのでストーリーは面白いのですが、宝塚としての華やかさや豪華さは少なく、テレビドラマのコメディー番組のようでした。
もう一組のツアーコンダクター役の桜木みなと(95期)の熱演が目立っていました。
|