12月14日(木)19時公演をすみだパークスタジオ倉で観ました。
九州に伝わる河童の大親分・九千坊(くせんぼう)の伝説をもとにしているようです。
が、特に河童が登場するわけではありません。
戦時中、玄界灘に臨む小さな港町、その町の集落から隔離されたような場所に住む河童頭衆七人女(かわらずしゅうしちにんめ)を中心に物語は展開します。
戦地に行った愛しい人の戦死公報を信じられず、生還を待ち続ける家族の悲しくも切ないストーリーです。
七人女のリーダー・ワタリを演劇集団円の朴?美が演じています。
その一人舞台のような目立つ存在でした。
冒頭部分に説明セリフが多く、全体的にはくどいような場面もあり、もう少しすっきりできるのではと感じました。
お約束?の舞台には、数多くの赤い風車が配置され、最後には大量の紙ふぶきが舞いました。
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