5月13日(日)15:30公演を博多座で観ました。
花組の博多座公演は久ぶりのようですが、私は初めて博多座に来ました。
昭和51年に初演されてから何度も再演されている作品です。
中大兄皇子(後の天智天皇)と大海人皇子(後の天武天皇)の兄弟が、女流歌人・額田女王を巡って繰り広げる恋物語です。
トップスターの明日海りおは役替わりで兄弟二人を演じます。
いつも自信に満ちた兄と、その兄に従順で繊細な弟、今回観たのは弟・大海人皇子役です。
妻となっていた額田女王を兄に奪われ、燃え上がる悲痛な思いを心に秘めた演技が見ものです。
中大兄皇子役は5月25日のライブ中継で観ました。
逆に、弟の妻を奪う兄の役、帝に即位し主人公らしい骨太の演技でした。
この時期の兵庫の宝塚大劇場の公演では、3月に音楽学校を卒業した生徒が初舞台を踏みます。
毎年、この初舞台生を観に来ているのですが、今年は博多経由で14日に観ました。
今年は104期生40人、星組公演です。
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