4月28日(土)17時公演を下北沢の「劇」小劇場で観ました。
HIGHcolorsの第8回公演です。
24年前の雨の日、夫は陣痛の妻を車で病院へ送る途中、事故を起こし一人の若者が亡くなります。
生まれた娘は24歳になりますが、婚約者を交通事故で亡くし、父の起こした事故の罰だと思い悩みます。
加害者と被害者、そしてその家族の苦しみが描かれています。
事故の後、父は離婚し、24年間娘に会えないまま、会いたいと願いながら一人暮らししています。
ラストで父娘は再会するのですが、この再会が特に感動的な場面になっていないのが残念です。
群像劇として書かれているので仕方ないのですが、一つの事故に絞ってストーリーを展開するほうがいいのではと思いました。
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