1月20日(土)14:15公演を下北沢の駅前劇場で観ました。
あるバーが舞台です。
泥酔した客がやって来てカウンターで寝ています。
しばらくして夫と離婚した女が息子とともに、新たに結婚しようとする男とやって来ます。
何とカウンターで寝ている男はこの女の元夫だったのです。
目を覚ました男は驚いて・・・、そして息子は変質者・・・。
夫婦や親子のドロドロとした人間模様が描かれ、舞台は重苦しい雰囲気に包まれています。
そしてハッピーエンドでない結末で終わるため、観客も明るくハッピーな気持ちにはなれません。
「昏(くら)い」は、もともと「夕暮れ時のくらいさま」を意味しているようです。
とすれば「昏闇」は真っ暗ではないくらさの闇なのでしょうか。
もし真っ暗な人生でないなら、どこかに光や救いがあると期待したいものです。
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