2月3日(土)14時公演を下北沢のシアター711で観ました。
原作は井原西鶴、2015年に初演された作品の再演です。
貧しい農家の娘おせん(佐藤銀平)は、14歳で老舗の麹屋に女中奉公に出されます。
気立てがよく、よく働くおせんを、出入りの樽屋の職人(佐野陽一)は惚れていますが言い出せずにいます。
そこで2人の仲を取り持とうと産婆の小さん(伊藤総)は一計を案じます。
キャストの3人は、3体の人形という設定で、擬人化されて登場します。
主役の人形がいなくなり、消えそうな人形劇団に残るしかない3体の人形が稽古を続けているのです。
落語話のような雰囲気がありました。
樽屋と産婆のキャストはそれぞれ3役を演じていて、早替わりが面白いです。
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