10月12日(金)14時公演を座・高円寺1で観ました。
劇団チャリT企画の旗揚げ20周年記念公演です。
夫が妻と義父を殺して死刑判決を受けた実在の事件から着想を得た作品のようです。
新郎はある日両親から、「お前は本当の子供ではない」と打ち明けられます。
さらに本当の父親は、母親と義父を殺して死刑判決を受けて獄中にいるというのです。
結婚式当日、新郎の実の父親が死刑囚であることが新婦側に知られ、結婚式は大騒動になります。
みょんふぁは新郎の育ての母親役、新郎の実の母とは姉妹です。
実の子のように育てながらも、殺人犯の息子という新郎に、割り切れない心情を持って演じています。
この劇団は「ふざけた社会派」といわれ、シリアスな題材を軽妙に笑い飛ばす作品を発表しています。
今回も複雑で深刻な問題ですが、面白おかしく描かれたコメディです。
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