画像をクリックすると拡大します
1月13日(土)19時公演を下北沢の本多劇場で観ました。 津軽三味線万沢流宗家の7代にわたる家元の人間ドラマです。
初代はもともと山奥に捨てられていた子供だったという数奇な生い立ちです。 その後、宗家に生まれながらも三味線の道ではなく自らの夢や希望を叶えたいという葛藤に苦しむ跡継ぎ。 一方、宗家を引き継ぎながらも後悔や懺悔を繰り返す家元。 宗家一族の親子兄弟の激しい感情がぶつかり合います。
ラストシーンの津軽三味線の演奏はすべての情念を洗い流すかのように力強く響き渡ります。