修道女たち　キューブ　平成３０年１１月８日（木）１９：００ 本多劇場

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１１月８日（木）１９時公演を下北沢の本多劇場で観ました。
作・演出はケラリーノ・サンドロヴィッチです。

修道女シスター・ニンニ（緒川たまき）たちは、毎年、奇跡を起こした殉教者の聖地である、雪深い山の麓の山荘へと巡礼に向かいます。 迎え入れるのは村の女・オーネジー（鈴木杏）、ニンニの親しい友人で、毎年の再会を楽しみにしています。
しかし国王はこの宗派を認めず、村人たちも遠ざかり、修道院の経営は厳しくなっています。

緒川たまきは、母のような優しさと芯の強さを併せ持つシスターを演じて存在感があります。 修道院長は温厚ですが少し気が弱く、一方、厳格なシスターもいます。 ６人の修道女が、それぞれ個性的な人物像として描き分けられていています。
鈴木杏も素朴な村の女を好演しています。

修道院と山荘の舞台装置も雰囲気が出ていてよかったです。
特に修道院のステンドグラスが美しかったです。