2月11日(日)14時公演を本郷の求道会館で観ました。
映画、ドラマ、マンガにもなっているおなじみ、シェークスピアの作品です。
物語はハッピーエンドの喜劇ですが、シャイロックにとっては全財産を没収されたうえにキリスト教に改宗させられるという悲劇になっています。
主役の高安智実は、この強欲なユダヤ人金貸しのシャイロックを演じています。
顔いっぱいにひげを付け、ビジュアルにも強欲さがあふれていて、迫力ある演技でした。
会場となった求道会館はもともと大正4年に建てられた浄土真宗の布教施設です。
日本の寺社と西洋の教会の様式が融合した建築物で、1階は本尊の前に長椅子が並び、2階の窓にはステンドグラスがありました。
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