12月9日(月)19時公演を下北沢の小劇場B1で観ました。
劇団10周年の記念公演です。旗揚げ時も主演し、現在もただ一人残っている薩川朋子がこの記念公演でセンターに立っています。
30歳を過ぎても定職にもつかず結婚もせずバイトで日々を過ごす七子(薩川朋子)が主人公です。弟はうつ病で家に引きこもり、父親は優柔不断、母親(福島マリコ)はキャリアウーマンですが家庭では自分の世界に逃げています。
そんな主人公・七子の日常に起きる家族とのいさかいや職場でのわずらわしい人間関係が描かれています。薩川朋子の熱演が舞台を引っ張り、母親役のベテラン・福島マリコの軽妙さがいい味を出しています。
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