A Fairy Tale シャルム! 花組 11月14日(木)18:30 東京宝塚劇場


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11月14日(水)18:30公演を東京宝塚劇場で観ました。 花組トップスター・明日海りおのサヨナラ公演、作・演出は植田景子です。

美しい薔薇が咲く庭に住む精霊エリュ(明日海りお)は、妖精の存在を信じている少女シャーロット(華優希)と出会い、毎年、薔薇の季節に会うことを約束します。しかし、少女が大人になる前に“忘却の粉”を振りかけ精霊の存在を忘れさせるという自然界の掟を破ったため、エリュは青い薔薇の精に変えられ、美しかった庭は霧に閉ざされ、シャーロットの行方もわからなくなってしまいます。

次期トップスター・柚香光は植物学者ハーヴィーです。謎の貴婦人から、この庭を再び美しい薔薇が咲く妖精の庭にするように依頼を受けます。エリュはハーヴィーに「精霊の住まない庭に薔薇は咲かない」と教え、2人は協力してシャーロットを探し、そして庭の再生に取り組みます。

明日海りおはトップスターに就任して5年半、大劇場公演は10作目です。「エリザベート」、「ポーの一族」、そして今回も人間ではない役ですが、その幻想的な美しさを演じられるのは明日海りおをおいて他にはいないと思います。歌のうまさ、ダンスの華麗さ、これぞ宝塚の男役です。卒業はいつかは通る道ですがファンとしてはさびしい限りです。

11月1日(金)13:00、11月10日(日)15:30は当日券(立ち見!)で観ました。


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