5月26日(日)14時公演を新宿の紀伊國屋ホールで観ました。
きょんきょん(小泉今日子)プロデュースの公演、脚本・演出・出演は豊原功補です。
落語、圓朝の「鶴殺疾刃庖丁」と志ん生の「後家安とその妹」が原案です。
とある大名の陣笠が風に飛ばされ川に落ちます。
先代の父の形見の大事な陣笠、若い娘(芋生悠)がそれを拾い、娘は大名に見初められて側室になります。
その兄(毎熊克哉)は、かつて先代の大名に仕えていた御家人崩れ、身を持ち崩してヤクザ者になっていました。
この兄と妹の存在が大名家を混乱に巻き込みます。
落語をモチーフにした面白いストーリーでした。
開演前にキャストが交代で落語を披露しているようですが、なくてもいいのではと思いました。
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