3月4日(月)と3月8日(金)の19時公演を下北沢のザ・スズナリで観ました。
椿組恒例の春公演です。
さわやかな印象?の題名からは想像できない舞台でした。
二・二六事件など、日本全体が戦争に突き進んでいく時代、絶望感に包まれながらも必死で生きていこうとする人たちの物語です。
「どん底」のような「重」い場面や、歌あり踊りありの「動」きの場面と対比するように、二・二六事件に加わり処刑された将校の妻を演じた井上カオリの「静」かで確かな演技が光っています。
昨年の公演はキョンキョン(小泉今日子)主演で大変な話題になりましたが、今年は平常?に戻ったようです。
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