1月31日(木)18:30公演を東京宝塚劇場で観ました。
小説「オペラ座の怪人」をもとに1991年にアメリカで初演されたミュージカルで、宝塚では4度目の上演です。
醜い顔を仮面で隠したエリック(望海風斗)は、支配人キャリエール(彩風咲奈)の保護を受けオペラ座の地下に住んでいます。
パリの街角で楽譜を売るクリスティーヌ(真彩希帆)は、その美しい歌声からオペラ座に誘われ、エリックと出会います。
しかし、キャリエールは支配人を解任され、新しい支配人の陰謀によりエリックとクリスティーヌは追い詰められていきます。
望海風斗の歌唱力は下級生のころから注目されていましたが、満を持してのファントム役です。
悲しい生い立ちからくるエリックの孤独や寂しさを情感豊かに歌っています。
銀橋でファントムとキャリエールが向かい合って歌うシーンは客席の涙を誘います。
真彩希帆も歌唱力は高く、透き通るような歌声がクリスティーヌ役にぴったりでした。
前回の上演は2011年の花組で蘭寿とむと蘭乃はなの蘭々コンビでした。
今回は舞台装置や衣装がリニューアルされているようですが、新しい試みとして韓国の映像クリエーターによる動画が活用されています。
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