12月20日(金)19:30公演を下北沢の小劇場B1で観ました。
母親代わりだった姉(江間直子)を嫌い、いつも反発し、ついに家を飛び出して東京へ行った妹(今村美乃)。
その姉が死んでも葬儀にも出なかった。歳月は流れて姉と同じ歳になって、妹は姉と真剣に向き合おうという気持ちになり、久しぶりに実家に帰る。
初めて姉の遺品に触れるうちに、自分を犠牲にしても妹のために生きていた姉の思いに気づきます。
あれだけ嫌っていた姉に対する自責の念を感じながら、姉の位牌に手を合わせ・・・。時すでに遅しですが、なかなか心が洗われるような作品です。
|