1月23日(木)18:30公演を銀座の博品館劇場で観ました。
ニューヨークの老舗ライブハウスでジェームズ(桐生麻耶)は、作詞家の妻(城月れい)が作る詩に曲をつけて歌っています。
その彼を大手音楽事務所が見い出し、メジャーデビューして瞬く間に人気歌手になりますが、多忙を極める中、次第に自分を見失っていきます。
ジェームズは、名声・富・恋などすべてを手に入れたにもかかわらず、妻との意見の食い違い、ライバル(楊琳)への嫉妬心など、満たされない思いがつのります。
そこに天使(実花もも)が登場し、ジェームズに人生で本当に大切なものは何かを問いかけ、ジェームズはこれまで妻や友人たちとの絆に支えられていた自分に気づきます。
主人公の栄光と挫折を描いた、よくあるストーリーですが、天使が登場して主人公を立ち直らせるという演出が加わって心温まる舞台になっています。
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