オグリ! 花組 平成21年5月31日(土)11:00 日本青年館

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今日(31日)、日本青年館で11時公演を観ました。
昨年3月に「舞姫」を観て、完成度の高い野々すみ花の演技に感動しました。
薄幸の少女の「はかなさ」を見事に演じました。

「舞姫」のような文学的な香りの高さはありませんが、今回は夫婦愛の物語です。
悲劇に見舞われますが、それを乗り越える夫婦の絆の深さが印象に残ります。

木村先生が長年温めていた舞台だそうです。
特に、それぞれの苦難を乗り越えて二人が再会する場面は感動的で、客席の涙を誘います。
ただ、語り部の登場回数が多すぎて、各場面の余韻を薄めているように思いました。

歌う場面も多いのですが説得力が増せば、もっと輝くと思います。
宙組娘役トップとしてさらに飛躍することを期待しています。


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