10月24日19時公演を「しもきた空間リバティ」で観ました。
殺人事件を犯して少年鑑別所に入っていた女子中学生が主人公です。
しかし真犯人はこの生徒ではありませんでした。
この殺人事件の犯人として濡れ衣を着せられ自殺した女教師の夫が真犯人にたどり着くまでの物語です。
客演の金光彩佳の演技が注目です。主人公の「お姉ちゃん」の役です。
目がぱっちりしていて、かわいい衣装で外見でもひとり目立っています。
またセリフもしっかりしていて、特に妹を責めるセリフには迫力がありました。
あまりストーリーとは関係のない余分な設定があって、観ていてスッキリしない感じがしました。
女教師の夫も正義感のある人物としては描かれていないため、真犯人にたどり着いた結末の意味が不明確になっています。
上演時間は1時間30分で、観客を飽きさせるほどではありませんでしたが、何か物足りなさを感じました。 |