今日、15:00公演を新宿のタイニイアリスで観ました。千秋楽です。
19世紀末、朝鮮半島は隣国の清国や日本だけでなく、欧米列強からも属国にしようと狙われていました。
封建的な旧体制派は清国と結び、近代化を目指す開化派は日本と結び、国内は分裂していました。
両派の主導権争いや各国の思惑も絡み凄惨な暗殺が繰り広げられます。
史実をもとに創られた物語です。
なかなか迫力のある舞台でした。
テーマが重いための“息抜き・遊び”でしょうか、銭湯での裸踊りや料亭での芸者遊びの場面があります。 公演時間は1時間45分と短めですので、あえてこのようなお笑いの場面はない方がいいように思います。 客演に「北京蝶々」の白井妙美がいました。
「北京蝶々」は、もともと早稲田大学の学生劇団として2003年の旗揚げです。
今は大学から独立していますが、白井妙美はまだ在学中のようです。
若くて可愛い存在です。
千秋楽でしたので、大入りで客席はかなり窮屈な満席状態でした。
「トラジ」は桔梗のことだそうです。
また、韓国料理店の名前としてもよく見かけます。 |