彩乃かなみ退団後の初舞台です。とにかくユーモアいっぱいの楽しい舞台でした。
今日、パルコ劇場で19時公演を観ました。
登場するのは3人です。
売れない小説家の卵(井上芳雄)、売れないミュージシャンの卵(新納慎也)、ミュージシャンの幼なじみ(彩乃かなみ)です。
あるきっかけでこの3人がアパートの1室で一緒に暮らし始めます。
それぞれが抱えている人生の悩みをぶつけあい、心がすれ違うことがあっても励ましあい、希望に向かって新しい一歩を踏み出す、そんなストーリーです。
プログラムにも書かれているように彩乃かなみは「タカラヅカ時代には考えられない登場の仕方をします。これまでの私をご覧いただいている方には、180度違う印象でショッキングかもしれないですね。」
確かに可憐な娘役の印象ではありません。
本人も「私にとっては本当に挑戦です。」と語っています。
井上芳雄はルドルフ役、新納慎也はトートダンサー役、二人とも「エリザベート」の舞台で注目を浴びました。
3人とも歌唱力が素晴らしいです。
この舞台はパルコのプロデュースです。
かつて15年にわたって木の実ナナと細川俊之の二人が演じた伝説の舞台「SHOW GIRL」の再現を意図して誕生した作品です。
これからぜひ息の長いシリ−ズとして続いていくことを期待したいと思います。
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