5月25日(火)18:30公演を観ました。2回目です。
1回目の時、期待はずれだったという感想を書きました。
2回目ですのでストーリーや演技は良く分かりますが、期待はずれという感想はあまり変わりません。
限られた時間の中で多くのイベントを盛り込んだからでしょうか、一つ一つのイベントに深みがなくあっさりしています。
虞(桜乃彩音)と項羽(真飛聖)の悲恋をドラマティックに描くストーリーがないのが残念です。
このため最後に虞が自害するのが唐突で、場面としてあまり生きていないように思います。
無駄な場面も多いです。
特に、「これは馬か? 鹿か?」、という場面がありますが、必要な場面でしょうか?
劉邦(壮一帆)は酒好き女好きのただの遊び人のようでした。
しかし、項羽と講和しながら、項羽を攻め滅ぼすべきだという張良の進言に対して苦渋の決断をする場面は良かったです。
やはり男役の望海風斗(研8)が演じる桃娘が目立っています。
出番も多く、可愛く、いい役です。
2階のS席はガラガラでした。
今回は2階上手寄りの最前列で観ました。
埋まっているのは1列目とセンターの3列目くらいまでで残りはまったく空席です。
チケットは売れたのに客が来なかったという感じではありません。
チケットが売れなかったのでもなく、何かの手違いで初めから売らなかったような感じです。
後ろのA席とB席はある程度は埋まっていましたが。5月20日の感想はこちら。 |